
5月5日は、奈良・平安時代の頃は菖蒲酒を飲んだり、菖蒲を軒につるすなど厄祓(やくばら)いをしていたが、武家政治へと移り変わると 菖蒲が「勝負」「尚武」に通じることから、男の子の成長を祝う日となった。
やがて5月5日は「こどもの日」に。江戸時代に入ると一般庶民が菖蒲湯を楽しむようになり、これは現在も受け継がれている。
嵐山駅では、訪れた人に季節の風習を体験してもらう試みとして菖蒲湯を用意している。外国からの観光客にも日本に残る行事を理解できるよう、英語版の説明文を足湯に掲示するそう。
なお、菖蒲湯の利用時間は9時~20時。利用料金は1人200円。オリジナルタオルが付いてくる。