ストーブ列車イメージ(写真出典:津軽鉄道)
ストーブ列車イメージ(写真出典:津軽鉄道)

青森県の津軽鉄道は、恒例となっている冬の「ストーブ列車」を運行開始した。12月中は平日1日2往復、土日祝日は3往復し、それ以降は2016年3月末まで毎日3往復走る予定だ。

津軽鉄道のストーブ列車は客車にダルマストーブをつけて暖房とし、車窓から地吹雪の景色を眺めるのが醍醐味だそう。1930年以来の歴史があり、戦時中は物資欠乏のため一時中止したが、戦後に再開。現在運行しているのは4代目の客車とか。


12月1日には今冬の運行開始を祝って「一番列車」の出発イベントが開催。津軽三味線の演奏などで雰囲気を盛り上げた。

運行初日のセレモニーでは津軽三味線の演奏も(写真出典:津軽鉄道)
運行初日のセレモニーでは津軽三味線の演奏も(写真出典:津軽鉄道)

ストーブ列車を連結するのは、午前中に走る「第151列車」「第152列車」、お昼時に走る「第153列車」「第154列車」、午後に走る「第155列車」「第156列車」。なお午前中の列車は12月末までは土日祝日のみ、それ以降は毎日運行する。

運賃は津軽五所川原駅―津軽中里駅間が片道850円。ほかにストーブ列車の利用券が400円となる。車内販売では、「ストーブ酒(180ml)」、「日本海のスルメ」「石炭クッキー」(それぞれ350円)などが楽しめる。