
このイベントはデザインを共通テーマに、ヤマハ発動機とヤマハが共同で開催する展示会。乗り物デザイナーと楽器デザイナーが共同でコンセプトモデルのデザインを創出する活動の一環として実施されている。両社のデザイナーはこれまでにも、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」や乗り物を体感できる音響装置「&Y02」を制作し、国内外のデザインイベント等で公開してきた。

今回のイベントの展示コンセプトは“Tracks”。“トラックレース”や“サウンドトラック”など、乗り物の世界、音楽の世界の両方で広く使われる“Tracks”をテーマに、乗り物のパーツによって構成された演奏装置「&Y03」が披露されるほか、ヤマハ発動機、ヤマハ両社のコンセプトモデルや製品が計11点展示される。

また、自律走行するコンセプトモビリティ「MOTOROiD」が、「&Y03」、ピアノ、ドラムの自動演奏と共演するデモンストレーションが公開される。
■イベント概要
開催期間:2018年10月12日から14日開催時間:11時から19時(12日の16時から19時は招待者限定)
開催場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ
入場料:無料
■展示作品・製品
◆ヤマハ発動機
・自律走行するコンセプトモビリティ / MOTOROiD「人とマシンが共響するパーソナルモビリティ」を目指す概念検証実験機。

・スポーツ電動アシスト自転車 / YPJ-XC、YPJ-ER
走る楽しさを追求したスポーツモビリティ、YPJシリーズ。アシスト&ライドを楽しむタフモデル「YPJ-XC」と、ロングライド対応でロードバイクの可能性を広げる「YPJ-ER」。


・電動アシスト自転車 / PAS Babby un
“ゴツカワ”をキーワードにしたデザインと軽量コンパクトで扱いやすさにこだわったファミリーモデル。

・オートバイ / SR400
ヤマハスポーツヘリテージを代表する一台で、40周年モデルも展示される。

・マリンジェット / MJ-GP1800
「GP」シリーズのDNAを正統に受け継ぎ、3人乗りモデルのマリンジェット最速マシンとなって復活。絶対的な魅力である“速さ” に特化したモデル。

・ROV / YXZ1000R
北米を中心に展開されるROV(Recreational Off-highway Vehicle)。

◆ヤマハ
・カジュアル管楽器 / Venova本格的な演奏感や表現力を気軽かつ身近に楽しめる新しいアコースティック管楽器。

・自動演奏機能付きアコースティックピアノ / C3X-ENPRO
鍵盤やペダルの動きを正確に再現する自動演奏機能を搭載したハイブリッドピアノ「Disklavier」(ディスクラビア)の新シリーズ。

・大人のピアニカ / P-37E
ヤマハが初めて大人のために企画・開発したピアニカ。アコーディオンを彷彿とさせるおしゃれで深みのある音色が特徴。

・エレクトリックアコースティックギター/ LJX26C ARE
ギター製作の職人が長年培った技術と経験をもとに制作する「Lシリーズ26グレード」のカッタウェイモデル。ARTピックアップシステムを搭載している。

どっち?
・アコースティックドラム / Absolute Hybrid Maple
今回のイベントでは特殊な自動演奏装置を取り付けたコンセプトモデルが展示され、生音での自動演奏を披露する。
