スウェーデンの「アイスホテル」が今年も営業をスタート。客室内の画像を公式Webサイトで公開しています。

部屋の中に、VWバスの氷像が!-すべて氷でできたアイスホテルが今年の部屋を公開
スウェーデンの「アイスホテル」が今年も営業をスタート
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

「アイスホテル」とは、近くのトルネ川の氷を建材にして毎年12月に新しく建てられるホテル。春になり、4月頃になると溶けてなくなるという、諸行無常を体現したような宿泊施設です。

客室内は-5度から-7度程度と、濡れタオルを振り回すと3分くらいで凍る気温。しかもベッドフレームも氷でできており、宿泊者はそのベッドで一晩過ごします。でも、氷のフレームの上にはマットレスとトナカイの毛皮が敷かれ、さらに“探検隊グレード”の寝袋も用意されるので、思ったより快適(?)に眠れるのだとか。

部屋の中に、VWバスの氷像が!-すべて氷でできたアイスホテルが今年の部屋を公開
ちなみに、客室内にトイレやシャワーはありません
携帯の充電もできないそうです
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

そんな「アイスホテル」の今年の客室は、13か国から集まった34人のアーチストたちにより、数週間かけて製作されました。なかでもクルマ好きの心を躍らせるのは、VWバスの氷像がある部屋「Spruce Woods(トウヒの森)」。カナダのアーチストChris Pancoeさんと、Jennie O'Keefeさんによる作品です。

部屋の中に、VWバスの氷像が!-すべて氷でできたアイスホテルが今年の部屋を公開
カナダのアーチストChris Pancoeさんと、Jennie O'Keefeさん
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

客室アートのコンセプトは、“トウヒの森でのキャンプ”。VWバンのヘッドライトの明かりに導かれて客室内に入れば、そこは静かな森の中。キャンプファイヤーを模して置かれたオレンジ色のフロアランプが、本当は寒い客室内を、暖かなイメージに変えています。この部屋で眠れば、アウトドアレジャーを楽しむ夢が見られるかも?月の光をイメージした丸い窓も、アウトドア気分を盛り上げてくれます。

部屋の中に、VWバスの氷像が!-すべて氷でできたアイスホテルが今年の部屋を公開
VWバスの氷像がある部屋「Spruce Woods(トウヒの森)」
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

「アイスホテル」は宿泊しなくても、午前10時から午後6時までは一般向けに部屋が公開されています。VWバス好きとしては、なんとかこのアートがこの世界に存在しているうちに、スウェーデンまででかけてみたいところですね。

「Spruce Woods」以外で男心をくすぐってくれる部屋は、今年は「The Living Ocean」でしょうか?まだ18歳の英国の学生Marnie Greenさんと、Jonathan Paul Greenさんによる作品です。

VWバスの氷像がある部屋「Spruce Woods(トウヒの森)」
男心というより、子ども心をくすぐってしまいそうな「The Living Ocean」
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

この作品(客室)では、海の底で眠る気分を味わえます。床からは海藻などが生えており、海底感を高めています。室内灯は魚の彫刻の裏に仕込まれて、海底付近を泳ぐ魚をハイライト。でも壁からはサメが飛び出してきており、この客室に宿泊した人は、一晩中サメに見つめられながら眠ることになります。

VWバスの氷像がある部屋「Spruce Woods(トウヒの森)」
「The Living Ocean」を制作したデザイナー
Marnie GreenさんとJonathan Paul Greenさん
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

この部屋なら、子どもたちも喜んでくれそうですよね。ちなみに、昨年の客室で男心をくすぐってくれたのは、「Space Room」でした。

VWバスの氷像がある部屋「Spruce Woods(トウヒの森)」
こうなると、札幌雪祭りのような??
(C) ICEHOTEL、Asaf Kliger

見学、宿泊について詳細は、「アイスホテル」の公式Webサイトを参照してください。同サイトでは近く、日本人デザイナーが制作した部屋「Ceremonisalen Hikari」も公開される予定です。