
折り畳みクロスバイク「TRIG」
製品化に向けて開発中
製品化に向けて開発中
折り畳み自転車の持つ、“走らない”、“デザインがいまひとつ”といったデメリットの解消を目指しているのが特徴。中でも走行性能には妥協しておらず、ホイールには650Cと一般的なクロスバイクと同様のサイズが採用された。

ホイールには650C採用
ハンドルはブルホーンタイプ。適度な前傾姿勢を取れるためスピードが出しやすく、また坂道を上りやすいというメリットを持っている。手や腕が疲れたら握る位置を変えて、疲労する場所を分散させて長距離走行が可能となる。

ブルホーンハンドル採用
シートピラーではBROMPTONのように2段にのびるテレスコピック方式を採用。ブルホーンタイプとあわせ、前傾のライディングポジションを取りやすい構造とされた。

思った以上にのびるテレスコピック方式採用
このように走行性能を高めつつも、折り畳み機構にも新技術が投入された。フロントフォークとシートステーをそれぞれボディの片側にだけ取り付けるという構造を取っている。折り畳んだときにフォークとステーがぶつからないので、よりコンパクトに折り畳めむことが可能だ。通勤で使う場合オフィスのデスク下に収納しておける。

フロントフォーク、シートステーは片側のみという構造

折り畳んだときにフォークとシートステーがぶつからないので

コンパクトに折り畳み、オフィスのデスクの下に収納できる
フレームを2か所で折り畳む「デュアルアクシス」機構も「TRIG」の特徴。この機構によりフロントフォークは左側のみ、シートステーは右側のみという“互い違い”な構造が可能となった。「フォークもステーも右側(左側)にだけ付いている」という構造よりも、ボディ剛性を高められる。

2か所で折り畳む「デュアルアクシス」機構
その他、ボディ一体型フロント/リアライトやベルトドライブなど、メンテナンスの手間を省く機能が搭載されている。

ボディ一体型フロント/リアライト装備
充電の手間を減らす
充電の手間を減らす

ベルトドライブ装備
注油など、メンテナンスの手間を減らす
注油など、メンテナンスの手間を減らす
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