
望遠鏡のようなテレスコピック構造を持ったベッド。普段は通常の高さですが、竜巻発生時にはベッドを望遠鏡のように伸ばし、床面位置を高くしてその下に避難できます。

竜巻発生時にはシェルター(画像右)として使用する
床面はAC電源で作動する4個のモーターによって昇降。台風によって停電した場合には、バックアップ用のバッテリーで動作させることも。

床面を上げたときの高さは1.44メートル。立つことはできませんが、座って過ごすには十分な高さです。内部には5人程度を収容できるのだとか。

設置時には家のコンクリートの基礎部分までアンカーを打ち込みます。「Vortex Vault Shelter Bed」本体は上からの衝撃に強く、潰されにくい構造となっていますが、アンカーを打つことで横からの衝撃にも強く、竜巻で飛ばされにくくなります。


Life Lift Systemsは、「Vortex Vault Shelter Bed」は竜巻の強さを表す改良藤田スケールで最高レベルのED5にも耐えられると主張しています。
「Storm Shelter Bed」が昇降する様子は、次の動画で確認してみてください。