Rucksters Customsはホンダ「ズーマー」に特化したバイクビルダー。もともとユニークなルックスを持つバイクを、同社がさらに楽しいものにカスタムしています。今回はこのRucksters Customsが現在販売しているカスタムバイクを紹介します。
「ズーマー(北米名:Ruckus)」とは、ホンダが2001年から2017年まで販売していた原付スクーター。スクーターとしては珍しくネイキッドスタイルのシンプルな外観で、発売当初からカスタムバイクのベースとしてよく利用されていました。
良いバイクです!
どれだけシンプルか?というと、例えばラゲッジスペース。シート下という位置は珍しくないのですが、そこにネットやストラップで固定する方式を採用していました。
このシンプルさがたまらない!
そんな「ズーマー」をカスタムするRucksters Customsは、北米唯一の「ズーマー」カスタム専門ビルダー。2010年にはカスタムバイク「Top Secret」で複数の賞を受賞し、その名がバイクファンの間で知られるようになりました。「Top Secret」は同ビルダーの代名詞ともなったコアアクシスセンターショックマウント方式を採用した最初のマシンともなりました。
長い!
現時点では同社がカスタムした「MINT」「Ripple」「The Bully」などを販売しています。販売されているカスタムバイクのうち、「MINT」は“Mint Condition(新品同様)”のバイク。前オーナーは忙しく、ほとんど乗る時間がなかったのだとか。このため走行距離はわずか320キロとなっています。
新品同様はうれしい
価格は8,800ドル。日本への送料が別途必要となります。
間違いだそうです
Rucksters Customsはホンダ「ズーマー」用のカスタムパーツも製造・販売しています。「Ripple」は、そのカスタムパーツてんこ盛りの一台。シートなどの快適パーツや、ディスクブレーキなどが採用されています。
価格は7,000ドル。日本への送料が別途必要となります。
「The Bully」は大規模なカスタムが実施されたマシン。ホンダ「ズーマー」がなんとトライクと化しています。3輪化にあたっては「Ripple」同様、Rucksters Customsによるオリジナルパーツが多く使用されたのだとか。
と、同社Tonyさんは語っています
価格は8,000ドル。日本への送料が別途必要となります。
ホンダ「ズーマー」ベースのカスタムバイクは日本でも販売されていますが、Rucksters Customsのビルドしたマシンはどれもユニーク。見ているだけで楽しくなるものが多く存在しています。
ランボルギーニカラーですね
Rucksters Customsのカスタムバイクを米国から買うとなるといろいろ大変。日本で乗れるようにするにはもっと大変かも?でも見ているだけでも楽しいので、ホンダ「ズーマー」好きの方、カスタムバイク好きな方はRucksters Customsの公式サイトやInstagramサイトを眺めてみてはいかがでしょうか?
(本稿中の画像については、Rucksters CustomsのTonyさんより許諾を頂き、同社公式Webサイトより転載させていただきました。Tonyさん、ありがとうございました!)