
ニュージーランドのスズキディーラー West City Suzukが、ピックアップトラック仕様のジムニーを販売しています。1970年代には幌タイプやピックアップトラップタイプのジムニーが街を走る姿をよく見かけたものですが、当時を知るファンにとってはそれらを思い出して懐かしいと感じられるカスタムモデルとなっています。

ピックアップトラック仕様のジムニー ニュージーランドで販売中
ベースとなっているのは2019年式のジムニーJX。最高出力102PSを発揮する1.5Lエンジンと5MTの組み合わせが搭載されているモデルの後席部分を取り払い、アルミ製の荷台に交換してビルドされています。リアには牽引バーも装備されました。

軽トラっぽい?
正直、荷台はかなり短め。軽トラでなどはエンジンを運転席下や荷台に設置することで荷台の長さを稼いでいるわけですが、ジムニーはボンネット下にエンジンが設置されたタイプ。荷台に長尺物は載せられそうにありません。でも例えば、「Costcoで家具を買って家まで運びたい」、なんてときには十分に使えそう。また、ボンネットがある分、運転中の安心感も得られそうです。

暖炉の薪を運びたい、なんてときには不向きかも?
ちなみに、オリジナルのジムニーに装備されていた荷室のアクセサリーソケットや、後席の室内灯などは、ピックアップトラップでは取り外されているので了承して欲しいとのこと。うん、まぁ、それはそうですよね。

室内灯を付けろと言われても、無理ですよね
余談ですが、ニュージーランドは右ハンドル。日本人には運転し易そうです。

日本人にはうれしい右ハンドル仕様
価格は画像のジムニーなら3万7,996ニュージーランドドル(約245万円)。その他、お願いすれば、利用者の好みに合わせてカスタムしたピックアップトラック版ジムニーをビルドしてもらえるようです。