
WheelKineticが「BooZter」を発表しました。“いつも持ち歩けるガジェット”がコンセプトの折り畳み電動キックボードです。

いつも持ち歩ける電動キックボード「BooZter」
折り畳むと25.4x47cmと、厚みを除けばMacBookとあまり変わらないサイズ。いつもバックパックにMacBookを入れている人なら、そのバックパックに「BooZter」も入れられます。

MacBookを入れるバックパックに

「BooZter」を入れて持ち歩く
重さは6.5kgと競合する他社の電動キックボードの約半分。折り畳んだときの形状が持ちやすいようデザインされているので、女性でも楽に階段を上れるそう。折り畳みに必要な時間は約10秒だそうです。

折り畳めば女性でも持運べる軽さ
バッテリーの充電に必要な時間は約2時間。フル充電すると約20kmの走行が可能になっています。バッテリーには航空機の機内持ち込みが可能な容量のものも用意され、こちらは約9kmの走行が可能となっています。

MacBook用充電器でチャージできます
ドライブユニットは後輪に組み込みた250Wのハブモーターで、最高速度は20km/hに設定されました(リミッター作動)。タイヤには8インチのノーパンクタイプが採用されています。

20km以上だと危険そうですよね
走行時のサイズは高さ1,020mmで長さが640mm。かなり小さくて窮屈な乗車姿勢を強いられそうではありますが、「BooZter」はラストワンマイル向けの電動モビリティ。長距離移動は想定されていないので、このサイズでもよいのだとか。

他の電動キックボードだと高さ1,200mm程度のものが多くなっています
WheelKineticは現在、「BooZter」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では899ドルの出資+手数料などで「BooZter」を入手可能になっています。

出荷は来年の夏に予定されています
「BooZter」は保安部品を装着すると折り畳みが困難になるため、日本の公道を走行するのはちょっと無理そう。でも、許可されたキャンパス内での移動や会社内でのビル間移動には利用できそうです。

ウインカーもナンバープレートホルダーも装着が厳しそうですね