大手タクシー会社でスマートフォン向けサービスにも力を入れている日本交通で、高級感のある「VIP タクシー」の運行が始まった。通常の運賃に加えて1,080円の追加料金を負担すると利用できる。
この VIP タクシーは、無料の無線 LAN(Wi-Fi)と10.2型の液晶テレビを備えた「クラウン・ハイブリッド」。日本交通が選抜した優れたドライバーが運転を担当する。
日本交通といえば、スマートフォンから簡単にタクシーを呼び出せる配車アプリケーションに力を入れていることでも知られるが、今回の VIP タクシーは同アプリの最新版から注文できる。
ところで黒い高級車によるハイヤー/タクシーにアプリの組み合わせと来れば、Uber が日本でも展開する「UberBlack」「UberTAILUX」といったサービスを思い出す訳だが、日本交通に問い合わせたところ「特に意識はしていないですね」とのこと。