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JR 西日本の新寝台特急「瑞風」、5つのコースを設定

JR西日本が導入を予定する新たな寝台特急「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」について、その運行ルートが明らかになった。山陽本線を使う「山陽コース」、山陰本線を使う「山陰コース」の上り、下り1泊2日の旅をそれぞれ設定。さらに両線を2泊3日で周遊する「山陰・山陽コース」もある。

瑞風は2017年春から運行予定

トワイライトエクスプレスの後を継ぐ寝台特急だ

いずれのコースも京都・大阪駅と下関駅をつなぐため、3月まで大阪、札幌間を運行した「トワイライトエクスプレス」とは異なる旅行内容になる。

もちろん車窓から見える美しい景色を眺めたり、車内で調理されたフランス料理の晩餐を楽しんだり、快適な客室でゆったりとした時間をすごすという主旨は変わらない。

日本海や大山、瀬戸内海の多島美などの景観をめぐるほか、いったん下車して沿線の歴史、文化に触れる立ち寄り観光も可能だ。

例えば山陽コースの下り、1泊2日の旅では、倉敷は大原家の別宅として建ち、来賓館となった有隣荘を見学し、美術品を鑑賞したり、国指定の重要文化財を数多く所蔵する岩国の吉川史料館で鉄砲隊の演武を見学したりできる。

山陽コースの下り、1泊2日の旅の例
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