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屋根付きの3輪電動バイク Hover-1「Aero」 ― 近所に行くには、これで十分じゃない?


Hover-1「Aero」は屋根付きの3輪電動バイク。米国Hover-1が開発した。

屋根付き3輪電動バイク
Hover-1「Aero」

Hover-1はホバーボードや折り畳み電動バイクで知られる企業。同社はこれらをスポーツギアとして開発したが、米国などではこれらを通勤に使う人が多かったという。

参考画像1:Hover-1によるホバーボード
米国などでは通勤にも使われる

参考画像2:Hover-1による折り畳み電動バイク

とはいえ、ホバーボードや折り畳み電動バイクには荷物を置くスペースなどはなく、ビジネスバッグを持ち運ぶのには向かない。買い物で使う場合にも不便だ。雨の日には走れないし、そもそもスポーツギアなので長距離走行時の信頼性も高いとは言えない。

「Aero」は設計段階から、通勤や買い物、近所へのお出かけを想定して開発されたもの。同社のホバーボードや折り畳み電動バイクのアップグレード版ともいえる製品だ。ホバーボードとは異なり実用装備・快適装備が充実しているし、信頼性も高まったという。

シートがあるだけでも、アップグレードと言えそう

車内を覗き込めば、ハンドルの形状などから、これが元は電動バイクであったことがわかる。だが屋根が付いているので、雨の日にも走行が可能だ。エアコンも装備される予定で、「昨日まではクルマに乗っていた」、という人もそれほど違和感なく「Aero」に乗り換えできるはず。また、買い物などを載せるためのちょっとしたスペースも用意されている。

ハンドル形状はいかにもバイク

でも、エアコンやステレオなどの快適装備も搭載される予定

「Aero」でツーリングに出かけるのはちょっと無理だろう。何しろ1回の充電で走れる距離は最大でも約70キロでしかない。しかもフル充電には7時間もかかる。だが、近所のスーパーまででかけ、食料品を買って帰るには十分な性能。その意味で、「Aero」はクルマのダウングレード版とも言える。ちなみに最高速度は時速約48キロに設定されている。

価格は6,000ドル程度となる見込み。出荷は2019年7月に予定されている。

いざ、近所へ!
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