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レトロボディにBMWのエンジン 「MORGAN PLUS SIX」、6月28日販売開始


モーガン・モーター・カンパニーの「MORGAN PLUS SIX」が6月28日に販売開始される。新設計CXジェネレーション接着アルミプラットフォーム、BMW 2019ツインパワーターボ直列6気筒エンジンを採用している。


モーガン・モーター・カンパニーは、スポーツカーをハンドビルドする英国の自動車メーカー。レトロなデザインとハイパフォーマンスなエンジンを併せ持つスポーツカーで高い人気を獲得している。

今回販売開始される「MORGAN PLUS SIX」は、「AERO 8」以来19年ぶりとなるニューモデル。モーガンの新デザインストラクチャーを具現化した最初のモデルとなる。


新設計CXジェネレーション接着アルミプラットフォームは、「AERO 8」で使用された前世代のプラットフォームより高剛性かつ軽量を実現。ねじれ剛性は100%アップしていながらシャーシ重量98kgを達成している。ホイールベースは20mm延長され、足回りスペースは200mm拡張、収納スペースは31%向上された。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアには4バーリンケージが採用されている。


モーガンの象徴でもある木製フレームは熟練の職人の手作業によるもの。英国製トネリコ木材を使用した木製フレームはより厚く、より強度が高く、そしてより美しく仕上げられた。


ドライブトレインは最高出力340PS、最大トルク500NMを発揮するBMW 2019 B58ツインパワーターボ直列6気筒エンジンと、ZF8速ATの組み合わせ。0-100km/hでは4.2秒を達成している。最高速度は267km/hを実現した。


エクステリアでは、ボンネットベントが「MORGAN PLUS SIX」のパフォーマンスを暗示している。新設計されたライトはフロントマスクをより印象的なものとした。


PLUS SIX TOURINGとPLUS SIX FIRST EDITIONには、脱着式の軽量コンポジットハードドップが標準装備された。装着すればクルマを、1960年代のスポーツカーを想起させるデザインにトランスフォームできる。



インテリアでは、エクステリアのウイングラインを模倣したかのようなデザインのセンターコンソールを装備。また、ダッシュボードには1950年代の航空器機類からインスパイアされたメーターやボタンが並んでいる。


シートは剛性をアップしつつ、厚さを抑えることで収納スペースや足回りスペースの増加につなげた。シートバック部のカラーは、ボディーカラー同色に変更可能だ。



車両本体価格は「PLUS SIX」が1,393万2,000円で、「PLUS SIX TOURING」が1,490万4,000円。「PLUS SIX FIRST EDITION MOONSTONE」が1,576万8,000円で、「PLUS SIX FIRST EDITION EMERALD」は1,576万8,000円(価格はいずれも消費税8%込)。デリバリー時期は2020年春頃の予定。

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