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ミッドシップレイアウトで、歴代最高の走りを実現 ― 新型「シボレー・コルベット・スティングレイ」2020年モデル


「シボレー・コルベット・スティングレイ」2020年モデルが発表された。シリーズで初めて、ミッドシップレイアウトが採用されている。


ミッドシップレイアウトが採用されたことで、前後重量バランスが改善され、走りの楽しさが増した。GM社長のマーク・ロイス氏は、「快適性などは従来のコルベットと変わらないが、走りは歴代モデル中最高」であると述べている。


ドライブトレインは最高出力495PS、最大トルク637Nmを発揮する6.2L NA V型8気筒エンジンと8速DCTの組み合わせ。このドライブトレインにより、0-60mph加速は3秒以下を達成している。


ミッドシップレイアウトの採用は、パッケージやエクステリアデザインにも影響を与えた。パッケージではボンネットにエンジンがないため、フロントとリアにデュアルトランクが装備されている。リアトランクでは、ゴルフバッグを収納可能だ。



エクステリアはミッドシップレイアウトのスポーツカーらしく、空力特性の向上を意識したデザイン。ドアハンドルなどは完全に隠された。サイドには大型のエアインテークが装備され、エンジンのクーリングに加えて空力特性の向上に貢献している。


リアハッチはエンジンをディスプレイするショーケースの役割も担う。その周囲には計7つの排気口が取り付けられた。


インテリアもミッドシップレイアウトの影響を受けている。エンジンが座席後方に移動したことを受け、コックピットは約42センチ前方に設置された。


ステアリングは四角形。2本スポークの採用により、各種メーターや12インチの大型ディスプレイが見やすい設計となっている。


「シボレー・コルベット・スティングレイ」は2019年後半に生産開始される予定。価格は最も安いグレードで6万ドルから。他のグレードの価格などについて詳細は、発売時期が近付いた頃に公開される。

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