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初代CIVICらしさが随所に ― ホンダ「Honda e」、フランクフルトモーターショーでお披露へ

ホンダ「Honda e」の量産モデルの画像が公開された。同車はフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされる。

ホンダ「Honda e」、量産モデルの画像公開

開発にあたっては、都市生活者の要求に応えることにフォーカス。デザインにおいても使い勝手においてもシンプルであることを目指した。

ドアハンドルはポップアップタイプで、外観をシンプルに

デザインにおいては、ドアミラーを「サイドカメラミラーシステム」にリプレイスした。小型カメラの映像を車内の6インチスクリーンに映す出す方式を採用し、外観をすっきりとシンプルなものにし、さらに空力特性を向上させている。「サイドカメラミラーシステム」は雨の日の視界確保にも効果が期待できる。

車外カメラの映像を車内のスクリーンに映し出す「サイドカメラミラーシステム」
ミラーと違い水滴が付着しないので、雨の日も視界を確保しやすい

コンセプトモデルやプロトタイプモデルに見られた初代CIVICを思わせるデザインも随所に残された。エクステリアでは初代CIVICに特徴的な丸目のヘッドライトが装備されている。切り詰められた前後オーバーハングからはMM思想を思い出す人もいるかもしれない。

初代CIVICとは異なり、リアも丸目

バッテリーはクラス最小サイズ。だがフル充電すれば220km走行できる。この航続距離は都市生活者が通勤で利用するのに適しているという。バッテリーは急速充電に対応しており、30分で80%までのチャージが可能だ。

モーターは最大出力136psと154psの2種。パワーこそ控えめだが最大トルクは315Nmと、モーターならではの太さを見せる。このモーターによる0-100km/h加速はおよそ8秒を達成している。

このクルマに乗る人は、0-100km/h加速を気にしないのでは?

フランクフルトモーターショーは9月12日から23日まで開催される。
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