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最高出力815馬力の4.0L V8ツインターボ搭載―マクラーレンがオープンコックピットのロードスター「Elva」公開


マクラーレンがロードスター「Elva」を公開した。フロントガラスが装備されていないオープンコックピットであること、同社ロードカーとしては最軽量であること、そして最高出力815PSの4.0L V8ツインターボを搭載していることなどが明らかにされている。


世界初の「アクティブ エア マネジメント システム(Active Air Management System:AAMS)」を搭載。これは気流をウィンドスクリーンのように活用する技術で、運転席、助手席に気流の無い、快適なゾーンを作り出す仕組みだ。「Elva」はこれにより、フロントガラスレスのオープンコックピットを実現した。


「AAMS」の採用により、乗員はフロントガラスを通さない鮮明な景色を楽しめるようになったと、マクラーレンは説明している。


フルカーボンファイバーボディにより、マクラーレンのロードカーとしては最軽量を実現。ボディはわずか3枚のメインパネルで構成されており、軽量なだけでなくシンプルで彫刻的な美しさを実現している。


軽量化を目指したとはいえ、「Elva」はロードカー。実用性も持ち合わせている。トノカバーの下には、カバンなどを収納しておくスペースが用意された。


パワーユニットには最高出力815PS、最大トルク800Nmを発揮する4.0L V8 ツインターボエンジンが搭載された。ボディが軽量化されたことと合わせ、「Elva」の0-200km/h加速は6.7秒と「セナ」よりも0.1秒速いタイムを達成している


「Elva」は399台での限定生産。仕様などはカスタマイズ可能で、購入者の希望によってはフロントガラスを装備することも可能だ。だがルーフやサイドガラスを装備することはできない。出荷開始は2020年の後半。価格などについては未だ公開されていない。
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