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街を静かに走りたい ― FLX Bikeの耐久性の高いE-Bike「Babymaker Pro」

「Babymaker Pro」は静かで耐久性が高く、軽量なE-Bike。米国サンディエゴに本拠を置くFLX Bikeが開発しました。


静粛性については、ドライブトレインにチェーンではなく、ゲイツのカーボンベルトドライブを採用。街中を静かに走行可能としています。シングルスピードの採用も、走行時の静粛性と高い耐久性に貢献しているのだとか。


耐久性については、FLX Bikeは「Babymaker Pro」を欧州に持ち込み、多くの自転車用ギアや荷物を積載した状態で965キロもの試走を実施しました。一部パーツに問題が見つかったそうですが、それらはすでに別のパーツに交換済み。耐久性高いのE-Bikeとして自信を持って市場に出せるとしています。


軽量フレームにより、重さはわずか14.5kgとE-Bikeとしてはかなり軽い車重を実現しました。階段では「Babymaker Pro」を担いで上り下りできます。


バッテリーはダウンチューブに組み込まれたタイプ。このようなケースではチューブが太くなりすぎてしまい、違和感のあるルックスになることも。でも「Babymaker Pro」では、バッテリーがあるとはわからないすっきりとしたデザインに仕上げられています。バッテリーは36V 7Ahで、2時間で充電できます。


シンプルですっきりとしたデザインを維持するために、ケーブル類はすべてフレーム内を通す構造とされました。またディスプレイも小さく、ぱっと見ではそれとわからないデザインに。FLX Bikeはこのディスプレイを「ステルスLCDディスプレイ」と呼んでいます。


モーターはリアハブタイプ。最高速度40kmでの走行を可能としています。このスピードに対応するために、制動系にはマグラの油圧式ディスクブレーキが採用される予定となっています。


FLX Bikeは現在、「Babymaker Pro」の世界的なプロモーションを兼ねてクラウドファンディングサイトIndiegogoで先行予約販売を実施中。本稿執筆時点では1,249ドル(約13万,000円)+送料で「Babymaker Pro」を入手可能となっています。出荷は2020年9月に予定されています。


この「Babymaker Pro」は北米仕様。時速40キロまでモーターがアシストするので、日本の公道を走ることはできない点には注意してください。
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