電動アシスト自転車をはじめとして、電動スケートボードや電動スクーターなど、欧米ではモーターを利用した個人用の乗り物が次々登場している。だがその多くは舗装道路用。山道などの「オフロード」を走行するのは、ボディ剛性からも困難だ。

ポーランドのJack Skopinski氏は、電動ローラーブレード「off-road rollerblades」を開発した。ラバー製の無限軌道が装着されており、オフロードを自在に走行できる。



「off-road rollerblades」にはバッテリーとモーターが搭載されており、これらが無限軌道の軌道輪を回して前進する。最高速度は約15キロで、最大移動距離は約20キロ。欧米で旅行していると、“宿までは、駅から山道を10キロ。バスなどの公共交通機関なし”といった状況に遭遇することがままあるが、そのような際にはとても便利な乗り物となるだろう。


一般的なローラーブレード/ローラースケートが苦手な坂も、「off-road rollerblades」であれば楽に上れるという。4段変速方式を採用しており、傾斜にあわせて適切なギアを選択可能だ。走行スピードやギアの選択は、有線式コントローラーで制御する。方向転換などは、通常のローラーブレードと同じだ。



「off-road rollerblades」の習得にはかなり時間がかかる点には留意されたい。特に、一般的なローラーブレードに慣れていない人は、モーターにスイッチを入れると同時に、後ろに倒れて頭などを打つ可能性があるので、事前に十分なトレーニングが必要となる。

残念ながら日本の公道は走行できないが、海外旅行で非舗装道路を歩く予定のある方には、ぴったりかもしれない。ただし、「off-road rollerblades」に搭載されたバッテリーのため、航空機への持ち込みを拒否される可能性がある。