
遮断機のようなカラーリング
スマートは来年2020年から全モデルのパワートレインを電動化し、ガソリンエンジン搭載車の提供を終了する。「ガソリンエンジンモデルが無くなる前に、1998年から始まった21年間のスマートの歴史と開拓者精神を示すモデルをファンやコレクターに届けたい」。そんな思いから「ファイナルコレクターズエディション」は企画された。

エクステリアはフロントがイエローで、リアがブラックという斬新なもの。このイエローは初代スマートが纏ってた「ハロー イエロー」がベースで、今回の限定車が初代スマートと21年の時を経て繋がっていることを表現しているという。

遮断機ではなかった!
インテリアカラーにもイエロー&ブラックの組み合わせが採用された。シートやシフトレバーには「21」ロゴがデザインされている。また、サイドブレーキレバーには、シリアルナンバーが記された。



「ファイナルコレクターズエディション」について、スマートの Daniel Lescow氏は次のように説明している。
「スマートは単なるクルマを超え、都市移動の新しいカタチを示すビジョンであり続けてきた。この観点から見れば全モデルの電動化という革新的な決断は、スマートの次の一歩として理にかなったものだ。我々にとって『ファイナルコレクターズエディション』は一つの時代の終わりを示すものであると同時に、未来へと向かうスマートの歴史の中で、新たなスタートラインを示すものでもある」