三菱自動車は「MI-TECH CONCEPT(マイテックコンセプト)」を東京モーターショーで世界初披露する。「PHEVシステム」「電動4WDシステム」「運転支援技術と予防安全技術」をスモールサイズのSUVに凝縮したコンセプトカー。

スモールサイズのSUV 三菱「MI-TECH CONCEPT」

「PHEVシステム」では、発電用エンジンを従来のガソリンエンジンからガスタービンエンジンに変更。スモールサイズSUVに搭載可能なサイズ&重量とした。電動ならではの滑らかで力強い走りをドライバーに提供する新しいPHEVとなる。


スモールサイズのSUV 三菱「MI-TECH CONCEPT」

「電動4WDシステム」では、モーター2基で構成された「デュアルモーターAYC」を、前輪と後輪それぞれに搭載した4モーター方式の4WDシステムを採用。四輪すべてに最適な駆動力を伝達可能とした。

「運転支援技術と予防安全技術」では、光センサーを用いたセンシング技術により検知した様々な情報を、フロントのARウィンドウシールドに映し出す「ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)」を搭載。ドライバーに的確な注意喚起を行う。また、ステアリングとブレーキ操作をサポートする運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」、衝突被害を回避または軽減する予防安全技術によりドライバーに安心・安全を提供する。

東京モーターショーの三菱ブース内では、このコンセプトカーを様々な角度から見られる「VR(ヴァーチャル・リアリティ)展示」を実施。VRならではの様々な演出を俯瞰視点で体験できる。

三菱はまた、ジュネーブ国際モーターショーで世界初披露したミッドサイズの電動SUVコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(エンゲルベルクツアラー)」を日本初披露する。その他、「アウトランダーPHEV」「エクリプス クロス」「デリカD:5」といった国内主力モデルも出品する。

MITSUBISHI ENGELBERG TOURER
コンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER」
3列シートの電動SUV

第46回東京モーターショーは2019年10月25日から11月4日(一般公開日)まで東京ビッグサイト及びお台場周辺エリアで開催される。