クルマなどからヒューマノイド(ヒト型)へと完全自動変形するロボット「トランスフォーマー」を玩具として実用化しようと考えるタカラトミーは、その第1歩として高さ全高 1.3m の小型モデル「バンブルビー クォーター」を開発した。
バンブルビークォーターの勇姿。この顔は、最近始まった新アニメ版(写真提供:アスラテック)
より大型の完全自動変形ロボット開発に向けた一里塚だ。ヒト型ロボット向けの制御ソフト(OS)「V-Sido(ブシドー)」を手掛けるアスラテック、変形合体ロボットの開発、製造を担う BRAVE ROBOTICS(ブレイブロボティクス)と共同で実現した。
バンブルビークォーターは、ヒト型時の全高が 1.3m、重さは 35kg。75個のサーボモーターを搭載し、クルマ型からヒト型へ完全自動変形する。また2足歩行や握手、ガンシューティングアクションなども可能。
1.3m 、結構大きいのでは。(写真提供:アスラテック)
また市販向けの玩具として全高 20cm、重さ 0.75kg の小さなトランスフォーマー「バンブルビー ツーオー」も作り出している。もちろんクルマ型からヒト型に完全自動変形し、2足歩行が可能。
小さくてもちゃんと自動変形する(写真提供:アスラテック)
ちなみにタカラトミーは、2017年には全高 3.5m のトランスフォーマーを、さらにその先にはもっと大きなトランスフォーマーを開発する計画を掲げている。本当の話である。