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大型バス、進む「エコカー」化―日野「ブルーリボン」は電気だけでも走れるハイブリッド車に

ハイブリッド車

ディーゼル車

日野自動車は大型路線バス2車種をモデルチェンジした。ディーゼルエンジン車「ブルーリボンII」とハイブリッド車「ブルーリボンシティ ハイブリッド」。燃費効率を向上し、ハイブリッド車はモーターのみで走行できるようになった。

ディーゼル車は「ブルーリボン」として9月1日に、ハイブリッド車は「ブルーリボン ハイブリッド」として12月1日に発売する。

ブルーリボンに搭載した4HK1型エンジン、ブルーリボン ハイブリッドに搭載したA05C型エンジンは、ともに排気量5Lと従来に比べダウンサイジングを施しており、低回転から大きなトルクを発揮する。併せて6速AMT(機械式自動変速機)も採用している。

またホイールベースを延長してノンステップエリアを拡大するとともに新型客席シートを採用している。さらに設置の簡単な車いす用スロープや車いす固定装置も備え付ける。

ブルーリボンは燃費基準値に対して13%、ブルーリボン ハイブリッドは20%の低燃費を達成。エコカー減税の対象となっている。

さらにハイブリッド車はエンジンとモーターのあいだにクラッチを配置してエネルギー回生効率を向上させ、発進時にはモーターのみによる走行を可能にしている。またハイブリッドシステムの高電圧によって乗客や車外に対して危険を及ぼすことを防止する対策を実施している。
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