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ヤマハの「Yard Built」、2018年は金属3Dプリンターを活用した未来志向の「Alter」 ― ベースモデルはXSR900


カスタムバイクを提案してきたヤマハ・モーター・ヨーロッパのプロジェクト「Yard Built」から、新作マシン「Alter」が発表された。今回のカスタムビルドはフランスビアリッツに拠点を置くDab Motorsが担当。従来と趣を異にした、未来志向の一台となっている。


ベースモデルはXSR900。Dab MotorsはXSR900の軽量なボディやスポーティなエンジンが、彼らの未来的なコンセプトにマッチしていると感じたそうだ。


デザイン段階では3Dモデリングと最先端のレンダリング技術を駆使。デザインフェーズのほぼすべてをデジタルで行ったという。


デザインを実体化させるフェーズにおいては、金属3Dプリンターを活用。サブシャーシやアッパートリプルツリー、ライザー、ヘッドライトホルダーなどを3Dプリンターを使いアルミで造形した。


ヘッドライトまわりも興味深い。LEDライトはArduinoによってコントロールされている。


ヤマハ・モーター・ヨーロッパのプロダクトマネジャーであるAntoine Clemotさんは今回の「Yard Built」プロジェクトについて次のように述べている。

「Yard Builtは、過去の遺産に対して敬意を表す場であるとみられることが多い。実際、その通りだ。ヤマハはこれまで、もう一度スポットライトを当てるに値するデザインや技術を生み出してきた。だが同時に、我々はYard Builtをある種の実験室のようにも用いている。《中略》Dab Motorsは、他の多くのカスタムビルダーの遥かに先を行くテクノロジーを取り入れている。そのデザインは驚くべきもので、バイクはSF映画から飛び出してきたかのようだ」


「Alter」について詳細は、Dab MotorsのWebサイトを参照されたい。
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