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フレーム重わずか1.36キロ “全部入り”のE-Bike EMOV「Brina2」

「Brina2」はカーボンファイバー製一体型フレームを持つE-Bike。米国デラウェア州ニューアークに本拠をおくEMOVが開発した。

カーボンファイバー製一体型フレームを持つEMOV「Brina2」

クルマから自転車に乗り換えた人が不便を感じることのないように、さらにはゴージャスな気分になれるようにデザインされた、いわゆる“全部入り”のE-bike。購入時からすぐに乗れるように必要な機能がほぼすべて搭載されている。

必要な機能はほぼすべて装備

クルマから乗り換えた人は、自転車ではライトを自分で購入し、自分で取り付けると知って驚くことも。その点、「Brina2」は“全部入り”仕様でフロント/テールライトが最初からフレームに組み込まれており、取り付けの手間がいらない。また、ライトは電動アシスト用バッテリーから給電されるので、ライトを外して充電する必要もない。

ヘッドライトはフレーム組み込み

だがやはり、「Brina2」の最大の特長はその重量だろう。フレームはカーボンファイバー製でその重さはわずか1.36キロでしかないのだ。フレームが軽量だとしても、「Brina2」はE-Bike。重いモーターやバッテリーが必要となる。それでも、「Brina2」全体の重さは15.9キロに抑えられた。

片手で持ち上げられる

カーボンファイバー製のフレームは軽さだけでなく、溶接跡の無い美しい外観も実現した。それまでちょっと高級なクルマに乗っていた人でも、がっかりしないルックスを獲得している。

人待ちをしていても

街を見下ろしながら他そがれていても、
「Brina2」が一緒なら絵になる(??)

モーターはリアハブタイプ。そのパワーにも関わらずかなり小さくまとまっており、電動アシスト独特の武骨な感じを押さえている。

年々小さくなるハブモーター

バッテリーはフレーム内蔵タイプ。一回の充電で約64キロのアシストが可能だ。フル充電には3-6時間が必要となる。

バッテリーは取り外せないタイプ

EMOVは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。6月2日までのキャンペーンに成功した場合、「Brina2」を2019年9月に出荷する予定としている。


日本仕様車の販売についてEMOVに問い合わせているが、本稿掲載時までに回答を得ることはできなかった。EMOVからの連絡があり次第、本稿を更新してお知らせしたい。
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