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羽ばたいて飛んで行きそう ― ワシやタカを模した航空機のコンセプトデザイン エアバス「Bird of Prey(猛禽)」


エアバスが未来の航空機のコンセプトデザイン「Bird of Prey(猛禽)」を公表しました。短距離路線向けのハイブリッドプロペラ機で、鳥類が飛行する際の高効率的な機構にインスパイアされたデザインが特徴となっています。

持続可能な社会に適した、よりクリーンで、より高燃費、かつより静かに飛べる未来の航空機へとつながるヒントを描いたコンセプトデザイン。エアバスはこのデザイン製作において、自然界や生物の仕組みに学びそれを真似る「バイオミミクリー」の手法を取り入れました。

例えば、主翼と機体の連結部分はアーチ状ですが、これはワシやタカを模したもの。その他、尾翼からも猛禽らしさが見て取れます。


「Bird of Prey(猛禽)」についてエアバスのマーティン・アストン氏は次のように説明しています。

「航空業界全体の喫緊の課題として、どうすれば航空機をより地球にやさしいものにできるか、があげられる。私たちはバイオミミクリ―を取り入れたA350 XWBジェット旅客機の開発を通じ、自然界にはデザインについて学べる最良の素材があることを知った」

「Bird of Prey(猛禽)」は英国で開催されたイベントロイヤル・インターナショナル・エアタトゥーで公開されました。
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