
(C)Edwin Wallet, Studio OSO
V型の機体が特徴。この形状とすることで軽量化と空力特性の向上を実現し、燃費の改善を図れるという。現時点でもっとも先進的な航空機とされるAirbus A350と比較した場合、燃料消費量を約20%節約可能なのだとか。

「フライングV」は特別な形状をしてはいるが、全長は55メートルでA350よりも短く、全幅は65メートルとA350と同じ。このため空港の現行の滑走路やゲート、格納庫をそのまま利用できる。

定員は314名で貨物室は160m3。A350と同数の乗客を輸送可能だ。

「フライングV」の外観モデルと実物大サイズの内装モデルは、2019年10月にオランダのアムステルダム スキポール空港で開催されるKLM Experience Daysで公開される予定。