日産は7月16日に発表された新型「スカイライン」の受注状況を発表した。発売前にも関わらず、すでに月販目標台数(200台)の約9倍となる1,760台に達しているという。
日産によれば、新型「スカイライン」の受注が好調なのはハンズオフ(手放し運転)を可能にする「プロパイロット 2.0」によるところが大きいという。また、スカイライン史上最高の400馬力を実現した「400R」も人気牽引の役割を果たしているそうだ。
ハンズオフ(手放し運転)を可能にする「プロパイロット 2.0」が受注好調の理由
具体的には「プロパイロット2.0」を搭載したハイブリッドモデルは、受注全体の48%を占めている。ハイブリッドモデルが全体の半分を占めるのは、日産の予想通り。
一方、ターボエンジンモデルは全体の52%。そのうち400馬力エンジンを搭載した「400R」の受注台数は、ターボモデルの約半分を占めている。これは日産の想定を上回った。
「400R」はまた、年齢層低めのドライバーにも人気が高いという。セダン市場では購入者の平均年齢が50台後半という状況のなか、「400R」では40代以下の申込者が全体の三割近くを占めている。
40代以下のドライバーにも人気
(画像はカーマインレッド)
ボディーカラーは「ブリリアントホワイトパール」が全体の40%と、最も高い人気を獲得している。
新型「スカイライン」は9月17日に販売開始される。