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700馬力のV8エンジンを載せたマツダ「ロードスター」、ラスベガスのオークションに登場


マツダ「ロードスター」にV8エンジンを搭載したカスタムカーが、米国Barrett-Jacksonによるオークションに登場します。

マツダ「ロードスター」ベースのカスタムカー、オークションに登場

ベースとなった車両は1999年式のマツダロードスター(米国名「Mazda MX-5 Miata」)。このオープンカーに搭載されていたオリジナルの1.8Lエンジンが、ダッジ ヘルキャット 6.2L V8エンジンに換装されています。

エアインテークなどはボンネットの外に装備されました

このエンジンは最高出力700hp、最大トルク877Nmというまさにヘルキャットなスペックを持つもの。ハイパワー過ぎてタイヤの性能が追い付かず、加速時には煙を吹くほどです。ちなみに、このカスタムカー最高速度は281km/hに達したのだとか。

このボディで281km/hは怖そう

もちろん、タイヤも含め、サスペンション、ブレーキなど、多くのパーツがこのハイパワーなエンジンに合わせて交換されています。

メンテ費用はかかりそうですね

実はマツダ「ロードスター」は、米国ではエンジンの載せ替えがよく行われるクルマ。都市部の交差点の多い、狭い道路をくるくると走る分には気持ち良いのですが、州間高速道路などどこまでも続くまっすぐな道路を走っていると、オリジナルの140hpエンジンではパワー不足を感じることも。そのため、若干大きめ排気量のエンジンに載せ替えて使っている人はそれなりにいます。

こんな道を走っていれば、パワー不足を感じてもしょうがない?

でもヘルキャットはやりすぎかも? 最高に面白いカスタムであることは間違いないのですが、アメ車のV8エンジン特有のドロドロドロドロドロドロというサウンドを聞いていると、「台無しだよ…」という気持ちが胸の奥からふつふつと湧いてきます。

ドロドロドロドロドロ

インテリアでは、ステアリングやシートがスパルコ製に交換されています。シートの後ろにはレース仕様のロールケージが装備されました。

4点式シートベルトも装備されています

外装色はオレンジで、内装色はブラック。トランスミッションは6速マニュアルが装備されます。

Barrett-Jacksonによるオークションは2019年10月3日から5日まで、ラスベガス マンダレーベイコンベンションセンターで開催されます。マツダ「ロードスター」にパワー不足を感じている方、訪問して実車を見てみてはいかがでしょうか?

トルクが太いので、2速発進どころか
6速発進ができるそうです
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