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世界最小・最軽量…愛車を電動アシスト自転車に変えるコンバージョンキット「Swytch」


英国Swytch Teamが、愛車を電動アシスト自転車にするコンバージョンキット「Swytch(スイッチ)」の新バージョンを発表した。世界最小・最軽量を謳っている

愛車を電動アシスト自転車にする「Swytch(スイッチ)」に 新バージョン登場!

「Swytch」とは、「モーター付きホイール」「フロントバッグ型のバッテリーパック」「ペダルセンサー」「取り付け用ブラケット」で構成された製品。愛車のホイールを付属のホイールと“スイッチ”し、ハンドルバーにバッテリーパックを取り付け、ペダルにセンサーを装着した後、すべてをケーブル接続することで利用可能となる。

「Swytch」を構成するパーツ

愛車のホイールを付属のホイールと“スイッチ”して使用する

ペダルセンサーが付属するので、利用者がペダルを漕ぐだけでアシストが開始され、スムーズに漕ぎ出せる。ペダルを漕ぐのを止めればアシストも停止。これにより、一般的な電動アシスト自転車と同じように、スムーズな走行が可能となる。

ペダルセンサーで、漕ぎ出しと同時にアシストがスタート

今回発売された新バージョンは、小型化・軽量化を目指した商品。従来2.1キロだったバッテリーパックは1.5キロにまで軽量化された(最軽量の「Swytch ECO」の場合)。これにより、コンバージョンキットを装着しても、装着前とほとんど変わらない感覚で自転車を利用可能となった。

バッテリーはこんなに軽い!

バリエーションはフル充電で35キロアシストできる「Swytch ECO」、50キロの「Swytch PRO」、そして100キロアシストできる「Swytch TOUR」の3種。「Swytch PRO」「Swytch TOUR」にはライト機能も搭載されている。

前バージョン同様、「ほとんどすべての自転車を電動アシストにできる」、をキャッチフレーズにしている。これを実現するため、ホイールには16インチ、20インチ、26インチ、27.5インチ、28インチ、700cサイズのものが標準で用意された。これだけのバリエーションがあれば、カーゴバイクやトライク、そしてペニー・ファージングであっても対応が可能だ。

ほとんどすべての自転車に装着可能
よくこんな自転車を集めたなぁ。。

Swytch Teamは今回も、クラウドファンディングサイトIndiegogoで先行販売を実施している。ここでは「Swytch ECO」であれば394ドル+送料などで入手可能だ。

市販価格の半額程度

現在販売されている「Swytch」は欧州向けと米国向けの仕様のみ。日本ではこのままでは利用できない。Swytch Teamに対し、「Swytch」の日本向け仕様車の開発・販売について尋ねたが、本稿掲載時までに回答を得ることはできなかった。

法律の壁に負けたかな?

「Swytch」にはペダルセンサーが装備されているので、日本向けに仕様を変更するのはそれほど難しくはないはず。実際、前バージョンの発表時にSwytch Teamに問い合わせをした際には、すでに日本の販売代理店との交渉に入っていると語ってくれていた。今後の進展に期待したい。

ちなみに、防水仕様です
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