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顔が「タイカン」!『スター・ウォーズ』のルーカスフィルムとポルシェがスターシップをデザイン


ポルシェとルーカスフィルムのデザイナーがコラボレートして、スターシップ「トライウイング S-91x ペガサス・スターファイター(Tri-Wing S-91x Pegasus Starfighter)」をデザインした。両ブランドの特徴を合わせ持ったデザインとされている。

ポルシェとルーカスフィルムのデザイナーがコラボレートした
「トライウイング S-91x ペガサス・スターファイター」

一見しただけだと、『スター・ウォーズ』のデザインランゲージが強く感じられる外観。だが随所にポルシェ独自のデザインスタイルを見ることができる。例えばフロントには垂直なエアインテーク「エアカーテン」が装備されており、これと4灯のデイタイムランニングライトがタイカンのフロントフェイスを想起させる。

フロントフェイスにはタイカンを思わせるエアカーテンと4灯のデイタイムランニングライト

参考画像:タイカンのフロントフェイス

サイドから見るキャビンの形状はスポーツカーを意識したもの。ルーフからリアにかけてのフラインラインは、911やタイカンを思わせる形状とされた。

キャビン形状はスポーツカーを意識

リアでは新型911に特徴的なルーバーと一体化されたブレーキライトに似た意匠を見ることができる。その左右にはライトバーも装備された。

R2-D2の後ろにあるルーバー形状が新型911からインスパイアされたもの

参考画像:新型911リア

ポルシェデザインはインテリアにも及ぶ。計器類はパイロットに相対しており、低いシートポジションはポルシェ918スパイダーで採用されたエルゴノミクスデザインを連想させるものだ。

計器類がパイロットに向いたインテリアデザイン

ポルシェのデザイナーによれば、クルマのデザインでは各国の交通法規を意識する必要があり、その制限の中での仕事となるという。だがスターシップでは交通法規からは自由になり、ポルシェのデザイナーはこれまでとは異なる新しい次元で腕を振るうことができたとしている。

宇宙には交通法規が無い!(今のところ)

「トライウイング S-91x ペガサス・スターファイター」は全長1.5メートルのモデルが製作されており、12月20日に米国LAで開催される『スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』のワールドプレミアで公開される予定となっている。

「R2-D2」が自動運転するポルシェがあったら、売れる気がします
たまに道を間違えても、R2なら許される?
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