三菱自動車が新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー クロス」をベトナムで7月16日に販売開始した。
「エクスパンダー クロス」は、三菱自動車が得意とするSUVらしさを際立たせたクロスオーバーMPV。「エクスパンダー」が本来持っているMPVならではの使い勝手の良さや室内の広さに、SUVとしての力強い走りと最低地上高225mmがもたらす高い走破性を加えた。
フロントデザインには、「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを採用。バンパー下部には専用スキッドプレートを装着し、SUVらしい堅牢さを際立たせた。
リヤウインドウの下にはグロスブラックのテールゲートフィニッシャーを配置。バンパー下部にはフロントデザインと同調する大型スキッドプレートを組み合わせて、SUVらしいタフなイメージを引き立てている。
最低地上高225mmは走破性を高めただけでなく、ドライバーの視認性を向上させた。
三菱自動車は「エクスパンダー クロス」を昨年11月にインドネシアで発売。今年3月にはフィリピン、タイへと展開を拡大し、今回のベトナムが4か国目の投入国となる。三菱自動車は同社が2017年にインドネシアで「エクスパンダー」を販売開始以来、「エクスパンダー クロス」を含むシリーズ合計の販売台数2020年6月末までに約26万台に達したとしている。