「CLIP」はフロントフォークにカチッとはめて使用するコンバージョンキット。どんな自転車も5秒でE-Bike化できる。その「CLIP」のプリオーダーが開始された。
フロントフォークにカチッとはめて使用する「CLIP」
モーターパワーを直接タイヤに伝えることで自転車をE-Bike化する製品。本体内にバッテリー、モーター、自転車に装着するアタッチメントをすべて装備したオールインワンタイプで、これをフロントフォークに取り付けるだけで自転車が簡単にE-Bikeにトランスフォームする。
利用シーンとしては平日は愛車を普通の自転車として利用し、土日に登坂を含む遠乗りをする、といったものがあげられる。「CLIP」のモーターパワーで、坂をいつもより楽にのぼれる。
通勤などでE-Bikeを利用したい場合にも便利だ。E-Bikeは高価なため盗難されるとダメージが大きい。だが「CLIP」を使用すれば駐輪中には取り外して置けるので、E-Biike本体やバッテリーの盗難リスクを下げられる。
また普段は一般的な自転車を使い、疲れた日の帰宅時にのみ「CLIP」を装着して楽な通勤をするという利用方法も。本体重量は3kgなので、自転車から取り外した後も手軽に持ち運べる。
バッテリーはオフィスのデスク上で充電可能だ。充電に必要な時間は約40分で、フル充電すると約25km走行できる。
開発元のCLIPは現在、公式Webサイトでプリオーダーを受け付け中。プリオーダー期間中の価格は399ドル。当面は米国のみでの販売となる。