「FALCON BLK」はCleveland CycleWerksの新製品。米国クリーブランドで10年間、“乗って楽しい”バイクを製造してきた同社が、未来を見据えて開発した初の電動バイクです。


Cleveland CycleWerksの開発理念は、“カスタマイズしやすく、美しくパッケージされたバイクをお手頃価格で提供する”こと。電動バイクである「FALCON BLK」もこの理念に沿って開発されています。



すべての機能が将来のカスタムに向けてアンロックされているのが特徴。バッテリー容量やモーター、ブレーキなど、利用者の好みに応じて比較的簡単に交換できる仕様とされています。


パワーユニットは最高出力17.5hpと125ccのガソリンバイクと同程度。でもモーターならではの太いトルク（最大トルク39Nm）と約79kgの軽量ボディにより鋭い出足が楽しめるそう。また、このパワーユニットには最大で20秒間だけ使用できる「Angry Pixy」モードも装備されていて、燃費などを一切気にせず、モーターの焼き付きなども気にせず（！？）にフルブーストでの走行を楽しめるそうです。


バッテリーの充電に必要な時間は1時間30分。45分で約80％までのチャージができます。フル充電すると最大で約260キロの走行が可能となっています。


その他、制動系では200mm径ローターを採用したディスクブレーキ。足元にはミシュランのパイロットストリートタイヤ（フロント80/90-17、リア100/80-17）が採用されています。


価格は発売記念モデル「FALCON BLK • FOUNDERS EDITION」（20台限定）で1万4,995ドルから。“お手頃価格”での提供という同社のモットーが反映されていない気もしますが、価格は今後徐々に下がっていくことが期待できるそうです。