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身体を傾けて曲がる三輪車「Dreisch」 ― 子どもに正しいカーブの曲がり方を教えよう


自転車やバイクでは、カーブを曲がるとき、車体を傾けてバランスを取る。だが幼児が乗る三輪車では車体を傾けることができないため、三輪車に乗る子どもはハンドル操作だけでカーブを曲がる方法を身に付けてしまう。

自転車やバイクでは、カーブを曲がるとき、車体を傾ける

だが三輪車では車体を傾けることができない

これが、子どもが後に自転車の乗り方を学ぶ際の障害になっていると考えたのが、米国ニュージャージー州在住の Rich & Steve Thrush 氏。2人は早いうちからカーブで身体を傾ける方法を身に付けられる三輪車「Dreisch」を開発した。

カーブで身体を傾ける方法を学習できる「Dreisch」

「Dreisch」は、サドルの後ろにヒンジが取り付けられている三輪車。子どもが左右どちらかに曲がりたいと思ったときには、ハンドルを切るのではなく、体重を曲がりたい方向にかける。するとヒンジから前の部分が傾き、その方向に曲がれるという仕組みだ。Thrush 氏は、「Dreisch」に乗っていた子どもは、普通の三輪車よりもずっと早く自転車の運転をマスターできると主張している。

「Dreisch」は、サドルの後ろにヒンジが取り付けられた三輪車

ハンドルを切るのではなく、体重移動で曲がる

「Dreisch」は kickstarter での資金調達に成功し、近く市販が開始される予定。当面は米国内のみでの販売となるが、Thrush 氏は海外への販売にも関心があるのだそう。本気で欲しい方は、問い合わせて欲しいそうだ。

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