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アカウミガメの卵114個を保護 ― 鴨川シーワールドが、今年最初のウミガメ保護活動

6月11日に鴨川市の海岸で産卵されたアカウミガメの卵114個を、鴨川シーワールドが保護した。

アカウミガメの卵を、鴨川シーワールドが保護

アカウミガメは、生息環境の悪化により生息数が年々減少傾向にあると考えられている。日本はアカウミガメの主要な産卵場所で、千葉県はアカウミガメが毎年産卵にやってくる北限域にあたる。1回の産卵数は80個から140個ほど。産卵からおよそ2か月後に砂の中でふ化し、海に旅立つ。

鴨川シーワールドでふ化し、海へ旅立った子ガメ(2014年8月15日)

鴨川シーワールドでは2002年から、ふ化に適さない場所に産卵されたアカウミガメの卵の保護活動を続けている。

2014年に保護された卵

今年は6月11日に鴨川市の海岸で産卵を確認したが、高波で卵が流失する危険性があったため、当日の夕刻に鴨川シーワールド内「海亀の浜」に保護収容した。順調に進めば8月には子ガメがふ化し、砂の中から這い出してくる見込み。

2015年6月11日の保護作業

ウミガメの産卵はこれから8月にかけて見られ、鴨川シーワールドでは引き続き保護活動を行う予定だとしている。
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