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トヨタカムリの先進安全技術にインスパイアされた自転車「Safer Bike」

トヨタの北米ディーラーであるSoutheast Toyota Distributorsと広告会社22squaredは共同で、トヨタカムリ2018年モデルの先進安全技術にインスパイアされた自転車「Safer Bike」を開発した。カムリの安全性をアピールするのが目的。

カムリの先進安全技術にインスパイヤされた自転車「Safer Bike」

実作業を担当したのは米国ニューヨークのPriority Bicycles。同サイクルショップのメンバーは新型カムリに搭乗してその先進安全技術を体験。自転車への組み込みに挑戦した。

Priority Bicyclesのメンバーは新型カムリに搭乗し

その先進安全技術を体験
自転車への組み込みにチャレンジした

組み込まれた機能としては、走行速度に合わせて照射角度が変わるヘッドライトがあげられている。これは、スピードを上げれば上げるほど、ライトが上を向くというもの。カムリに搭載された、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」からインスパイアされた機能だ。

走行速度に合わせて照射角度が変わるヘッドライト

周囲の車両との接近し過ぎを検知するセンサーも搭載された。「Safer Bike」にクルマなどが危険な距離まで接近した場合、ハンドルバーに取り付けられたパネルのライトが赤に点灯してサイクリストに知らせてくれる。これは、カムリの「レーダークルーズコントロール」などにインスパイアされたものだそうだ。

後続車両までの距離を計測するセンサー

近付き過ぎた場合、ライトが赤く点灯してサイクリストに警告する

搭載された機能の中で、Priority Bicyclesのメンバーがもっとも気に入っているのは警音器。カムリに搭載されている純正のクラクションが搭載された。自転車のベルとはレベルの違う音量でホーンを鳴らし、周囲のクルマのドライバーに確実に危険を知らせることができる。

カムリ純正のクラクション搭載…これは、どうだろう??

「Safer Bike」は、カムリの安全性能をアピールする目的のプロトタイプで、市販の予定はない。だが、多くのクルマに先進安全技術が次々と搭載されている現状を見ると、自転車での安全技術ももっと進化して欲しいと思う。

クラクションは、要らないかな?
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