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日産「GT-R」「フェアレディZ」がオートモビルカウンシル2019に登場


日産はオートモビル カウンシル 2019に「GT-R & Z 50th anniversary」というテーマで出展した。


日産ブースには、「スカイライン2000GT-R」の1969年JAFグランプリ仕様車と初代「フェアレディZ-L」、そして2013年9月にニュルブルクリンクサーキット北コースで周回タイム=7分8秒679を叩き出した「NISSAN GT-R NISMO N-Attack Package」の3台が展示された。


このうち初代「フェアレディZ-L」は、50周年の節目に合わせて新たに入手した最初期型の個体を、約1年かけて当時の姿にレストアしたものだ。


日産ヘリテージコレクションには初代Zの様々なモデルが保存されているが、実は最初期の普及版グレードは欠けていた。今回、50年目の節目を迎えるにあたり、日産は最初期型を探し出した。


所有者の方は取り替えたパーツまで大切に保管されており、タイヤも50年前の純正サイズのものだった。ボディカラーも純正色のまま綺麗に残っていたので、磨きだけにとどめたという。


「NISSAN GT-R NISMO N-Attack Package(R35型)」は、一般の人が目にする機会の無いクルマということで、センターに置かれた。当時は未発表の開発実験車だったので、車体にはカモフラージュが施されている。


自動車メーカー4社が共同出展するブースでは、「百花繚乱80's」のテーマで展示を構成。日産は平成元年に発売された4代目フェアレディZ、「フェアレディ Z 300ZX ツインターボ (GCZ32型)」を提供した。


今回の出展テーマについて、日産自動車株式会社グローバルブランドエンゲージメント部の中山竜二さんは次のように述べている。

「1969年に登場したGT-RとZの50周年記念ということで、ブース自体のテーマはすぐに決まりました。どちらも同じスポーツカーというくくりではありますが、GT-Rはレースで戦うべく生まれた「勝つためのクルマ」、逆に、Zは誰もが楽しめる、手ごろで懐の深い「みんなのスポーツカー」だと考えています。

《中略》

現代では最初期型のZをこんな状態で、かつ100%純正仕様では滅多に見られないと思います。当時のカタログからまるで飛び出してきたような、タイムスリップしたような気持ちになっていただけたのではないでしょうか」

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