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キャンプ用の風力発電機「GIGA」 ― 雨の日でも、スマートフォンを充電できる


「GIGA」はキャンプ用の風力発電機。英国の発明家Robert Kettlety氏が開発した。

キャンプ用の風力発電機「GIGA」

キャンプ用の発電機では、ソーラーパネルタイプがもっとも多く、これに水力発電タイプが続いているという。だがソーラーパネルは夜間には発電できないし、水力発電タイプはキャンプ地の近くに川があることが利用要件となる。

参考画像:キャンプ用水力発電装置「Blue Freedom」
効率はかなり高いが、近くに流れのある川が必要

「GIGA」は風力を活用することで上記問題の解決を目指した発電機。風がある場所に設置すれば夜間も発電を続けてくれるので、利用者が寝ている間にデバイスを充電できる。近くに川がない場所でも利用が可能だ。

寝ている間に充電できるのはうれしい

設置は岩の隙間や木の幹などを活用する。そのような設置場所が見つからないときのために、地面に固定するペグが付属する。

設置は岩を利用したり

木の幹の間に挟んだり
そのような場所がないときには

付属のペグ(3本)で固定する

ペグは「GIGA」の左右に1本ずつ、風上側に1本打つ

直径は325ミリで、重さは約1キロ。一泊用サイズのバックパックに入れて持ち運べるサイズ&重量に設定された。

50Lサイズのバックパックの多くに収納できるとか

ポートにはUSB Type-Aが付属。出力は風の強さによって異なるが最大で5V/1A。スマートフォンやタブレットのほか、モバイルバッテリー、スピーカー/ヘッドフォン、LEDランプ、コンパクトカメラなどに充電できる。

USBコネクタ―が1個だけというのは、ちょっとさみしい

Robert Kettlety氏は現在、「GIGA」のプロモーション目的で、クラウドファンディングサイトKickstarterでキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では99英ポンドの出資+送料で「GIGA」を1個入手可能だ。出荷は2019年6月に予定されている。

製造はもう開始されているワン!
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