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運転支援技術はスポーツカーへの冒涜? - 1,200馬力のハイパワーとMTの楽しさを味わえるUltima Sportsのフラッグシップ「RS」


「RS」は1,200馬力のパワーとMTを操る楽しさを味わえるUltima Sportsのフラッグシップ。ハンドルを握ればアドレナリンが吹き出すアナログスポーツカーだ。


ドライブトレインには、GMのChevrolet V8 LTエンジン(LT1, LT4、LT5のいずれか)を採用。これにポルシェの6速MTが組み合わされている。エンジンに1,200馬力のLT5を採用した場合、930キロのカーボンボディを最高速度402km/hで走らせることが可能だ。同エンジン搭載車では0-60mph(0-96.6km/h)加速は2.3秒、0-100mph(0-161km/h)加速は4.8秒を記録している。



このハイパワーに対応して制動装置にはAPによる322ミリディスクブレーキを採用。オプションで362ミリのディスクも搭載でき、100mph(161km/h)から0mphまでの制動時間を3.3秒に短縮できる。


インテリアは武骨といえるほどシンプル。これについてUltima SportsのRichard Marlow氏は次のように説明している。

「自動車メーカーのほとんどは運転支援技術をできるだけ多く詰め込もうとしているが、これはスポーツカードライバーが欲している感覚を少しづつ削いでいるのではないだろうか?我々にとってそれば、スポーツカーへの冒涜にさえ思える。ドライバーへのインプットが減れば減るほど、ドライビングの興奮も減ってしまうためだ。それはUltima Sportsのやり方ではない」


Richard Marlow氏は、スポーツカーにも運転支援技術が搭載される今だからこそアドレナリンが吹き出すアナログスポーツカー「RS」には需要があり、現在はこのクルマを発売するベストなタイミングであると語っている。


とはいえ「RS」の車内には、エアコン、Alpine製のカーオーディオ、ナビ、リアビューカメラといった快適装備は採用されている。


「RS」は2019年7月4日から7日まで開催される2019 グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展される。

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