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まさに、フルフェイス ― 自分の顔をプリントしたバイク用ヘルメット「Head Helmet」

「Head Helmet」は自分の顔をプリントしたバイクヘルメット。米国ペンシルベニア州のバイク用品店West End Motorsportsが考案した。同店のMike DeLucaさんは現在、「Head Helmet」の実現に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで支援者募集のプロジェクトを実施している。


ことの発端はMike DeLucaさんがエイプリルフールのジョークとしてFacebookに上記の画像を投稿したこと。この投稿を見た人から購入希望の電話やEメールがWest End Motorsportsに殺到し、Mike DeLucaさんはクラウドファンディングプロジェクトの開始を決断したという。



一見ただのジョークグッズのようではあるが、これはこれで用途はあると考えられる。フルフェイスのヘルメットでは入店し辛い店であっても、「Head Helmet」であれば被ったままで入れてくれるかもしれない。フルフェイスのヘルメットは顔が見えない点が問題となるが、「Head Helmet」であれば被っていてもどのような顔か周囲の人にはっきりとわかるからだ。

残念なのはプロジェクトの形態。出資することで「Head Helmet」が入手できるわけではない。そうではなく、20ドル支払うことでWest End Motorsportsのメーリングリストに参加でき、「Head Helmet」の製作の模様を余すことなく見守れる、という形態をとっている。だが多くの人は、「Head Helmet」が入手できるプロジェクトを望んでいたのではないだろうか?

Kickstarterプロジェクトでの現時点までの支援金額は24ドル。あと2万9,976ドル調達できなければプロジェクトは失敗となる。プロジェクトの終了までは、3日しか残されていない。
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