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コロコロ転がして発電するスーツケース「ESCAPE S」 ― 旅先でもスマホを充電できる


「ESCAPE S」は発電するスーツケース。香港に本拠を置くRollogoが開発しました。

転がして発電するスーツケース「ESCAPE S」

海外旅行に行くとスマートフォンの充電がいつもより気になるもの。普段なら仕事をしている日中はあまり使いませんが、旅行中は地図アプリを使ったり、訪問先の情報について検索したりと、一日中手放せなくなります。勢い、充電回数は増えてしまいますが、ホテルに到着して充電しようとしたらいつもの充電器が壁のコンセントに挿さらない、なんていう悲劇も起こりがち。

「しまった!プラグ、持ってこなかった!」

「ESCAPE S」はそんな悲劇から旅行者を守るスーツケース。内部に8,000mAhのモバイルバッテリーが装備されていて、スマートフォンを充電できます。

バッテリーが内蔵されています

さらに、このバッテリーがゼロになっても大丈夫。タイヤには発電機が装備されていて、「ESCAPE S」を転がしながら歩くだけでスマートフォンを充電できてしまいます。Rollogoによれば約10分歩けば、iPhone XSの充電レベルを0%から6%まで増やせるのだとか。2時間50分歩き続ければ100%になる?

観光しているのではなく、充電しています!

スーツケースとしての機能も見ておきましょう。上部には貴重品用のコンパートメントが用意されており、パスポートやクレジットカードを入れておけます。盗難リスクを考えるとここにクレジットカードを入れるのは憚られますが、航空チケットなどを入れるには良いかもしれません。

チケットって、どこに入れたか忘れがちですもんね

貴重品用コンパートメントは閉じると平らに。ここはノートPCを置いて作業するのに便利なのだとか。

う~ん、そうでしょうか?

モバイルバッテリーは貴重品用のコンパートメントの下に設置されています。

パスポートよりも大事にされていますね

ケースの容量は35Lと、1泊~3泊程度の旅行に対応。短期の出張やLCCを使った週末の旅行にぴったりです。

週末の1泊旅行なら、お土産も詰められます

筆者が個人的にうれしいのはサイズ。幅36x高さ56x奥行23センチと、合計が115センチに収まっています。これだと、航空機では機内持ち込み手荷物の扱い。LCCでは受託手荷物の預け料金が発生するので荷物は機内に持ち込みたいのですが、「ESCAPE S」なら大丈夫です。

重さは4.5キロだそう
ちょっと、重すぎ…。

Rollogoは「ESCAPE S」の世界的な販促キャンペーンを兼ねて、クラウドファンディングサイトKickstarterで先行販売を実施中。スーツケース本体とモバイルバッテリーのセットであれば2,729香港ドル(約3万7,700円)+日本への送料305香港ドル(4,214円)で入手できます。上記に加え洗面用具を入れるトイレタリーバッグ、スーツなどを入れるガーメントバッグなどで構成されたフルセットは4,294香港ドル(約5万9,300円)+日本への送料305香港ドル(4,214円)。出荷は2020年4月に予定されています。

週末はLCCで台湾へ!
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