東京は7月26日、27日と2日続けて気温35度を超える猛暑日となりました。中でも7月26日は、全国928の観測地点のうち120か所で猛暑日、590か所で30度以上の真夏日を記録したそうです。

この暑さは自転車通勤者にはこたえます。とくに厳しいのが、リュックやカバン。これらを背負っていると、背中が汗まみれになって不快なんですよね。会社に着いて背中からカバンを下ろすと、ほっとします。


そんな自転車通勤者を助けてくれるかもしれないのが、自転車ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」の「バイシクルハンモック」。自転車のフレームに取り付け、ちょっとした手荷物を入れておける収納ツールです。

手回り品を入れておける自転車用収納ツール「バイシクルハンモック」
手回り品を入れておける自転車用収納ツール「バイシクルハンモック」

「バイシクルハンモック」は、ハンドルとサドルの間のデッドスペースを有効活用できる製品。財布や携帯電話などの身の回り品を収納できるサイズとなっています。

ハンドルとサドルの間のデッドスペースを有効活用する製品
ハンドルとサドルの間のデッドスペースを有効活用する製品

でも「ドッペルギャンガー」はなぜ「バイシクルハンモック」を開発したのでしょう?同社のWebサイトには次の説明があります。

「男は手ぶらがかっこいい。バッグをもつのが面倒という訳ではなく、手ぶらこそがシンプルスタイルの極みであり、本当に必要なものしか所持しないことは硬派の象徴」

おっと、これは意外な展開。商品説明で、まさか男の美学が語られているとは思いもしませんでした。「バイシクルハンモック」の購入を検討するためにWebサイトを訪れる方には女性もいらっしゃるのでしょうが、そこにはあえて目をつむったようです。でも、“男の美学がわからない人には、買ってもらわなくても結構”というこの思い切りの良さ、嫌いではありません。

男は手ブラ! 荷物は股の間!!
男は手ブラ! 荷物は股の間!!

「バイシクルハンモック」のサイズが決定された理由にも、男くささが溢れています。先程のWebサイトの説明には次のようにあります。

「手ぶらで出かける際に必要とされる荷物として、財布、携帯電話、鍵が代表的。さらには手ぬぐい、デジタルカメラ、サングラス、手帳(本)や筆記用具やタバコなど人によって様々ですが、これらの荷物を自転車のフレーム内部のデッドスペースに収納すれば、自転車乗車の際にポケットへ詰め込む必要がなくなり、快適に自転車で外出が可能になります」

手荷物の中身もきっぱりと男性目線。ここに女性の視点はありません。いまどきのマーケティングとは一線を画したこの姿勢は、実に男らしく潔いと思います。

タバコにライターにサングラスに手ぬぐい(?)
タバコにライターにサングラスに手ぬぐい(?)

「バイシクルハンモック」は、これらをしっかり収納します  男らしい!?
「バイシクルハンモック」は、これらをしっかり収納します
男らしい!?

そんな男らしい「バイシクルハンモック」の取り付けは、バックル2本とボタン付きベルト2本で固定するだけ。工具が不要なので、必要に応じていつでも取り付け/取り外しが可能です。

取り付け/取り外しは簡単です
取り付け/取り外しは簡単です

取り外した後は、小さく折り畳んで持ち歩きが可能。付けっぱなしにしないで済むので、盗難リスクを下げることができます。

「下駄をならして奴がくる~♪ 腰に手ぬぐいぶらさげて~♪」
「下駄をならして奴がくる~♪ 腰に手ぬぐいぶらさげて~♪」

耐荷重は1.5キロまで。価格は1,080円(消費税込み)です。