
「Cruzer」は、最新の技術とレトロバイク風のデザインを両立させた電動アシスト自転車。スペインバルセロナに本拠をおくRayvolt Bikeが開発したものです。

レトロバイク風のデザインと最新の技術を両立させた電動バイク「Cruzer」
御覧の通りのクールなデザイン。ビーチで乗るのにぴったりなスタイルではありますが、どこで誰が乗ってもカッコよく決まりそうです。

ビーチに合うデザインだが

どこで誰が乗っても格好良い!
驚くのはその技術。この手のリアハブモーター装着車では、出来合いのオールインワンモーターを取り付けただけ、というものが多いのですが、「Cruzer」は違います。クランクにはデュアルセンサーを搭載。クランクが回転する速度だけでなく、ペダルにかかるトルクも計測。センサーから得たデータをもとに、コンピューターが最適なアシストパワーを導き出す設計になっています。

ペダルセンサー装備
リアハブモーター装備車としては珍しい豪華仕様です
リアハブモーター装備車としては珍しい豪華仕様です
この機能は日本の電動アシスト自転車からみれば、目新しいものではありません。でも、欧米製のリアハブモーター搭載車に搭載されているのは珍しいといえます。

バッテリーがタンク位置でなくて、ちょっと残念
「Cruzer」はまた、回生ブレーキも装備。ブレーキレバーを引くことでリアハブモーターが逆向きのトルクを発生させて、ブレーキの役割を果たします。このとき、モーターは発電機としても機能。バッテリーを充電します。

ここまでやるかぁ…。
「Cruzer」のセンサーは走行している道路が坂道であることを検出可能。下り坂であると判断した場合にも、回生ブレーキを作動させて減速と発電を行います。

うなってしまいますね。
素晴らしい!
素晴らしい!
このように、日本の電動アシストのような機能を有しながら、スペインのデザインを持っているのが大きなメリット。冒頭で最新の技術とレトロなデザインと書きましたが、欧州の良さと日本の良さを両方持っていると言い換えても良いのかもしれません。

細かいところの作りこみも素敵です
10月12日追記:
日本では、ウインドサーフィンのブランド「STARBOARD」の輸入代理店であるSTARBOARD JAPANが取り扱っています。購入希望の方は、同社に電話かEメールで問い合わせてください。価格はMサイズが31万9,000円、Lサイズが32万5,000円(いずれも消費税抜き)となっています。
実物を見てみたい方向けには、兵庫県明石市のベーシックデザインで常時展示が実施されています。また、神奈川県逗子市のフェザーファクトリーでは、期間限定展示が行われています。
なお、STARBOARD JAPANで販売されている「Cruzer」は日本の道路交通法に準拠した「電動アシスト付自転車」。免許なしで利用できます。