
「小型で持ち運びしやすい」ことと「実用に耐える」ことの両立を目指したパーソナルモビリティ。「小型」という点では、サイズが全長114x全高97x全幅52センチに設定されました。これは大人が乗ってある程度の距離を移動できるぎりぎりの小ささであり、また多くのクルマのトランクに載せられるぎりぎりの大きさなのだとか。


このサイズでありながらフル充電で60キロ走行できます。この距離は、「ORCA Mark I」での通勤を「実用」的にするものとして設定されたそうです。

小さいながらも、フロントとリアにはサスペンションを搭載。ある程度長距離を走る場合でも、快適な乗り心地を提供します。サスペンションは都市部の走行でありがちな段差の乗り越えでも威力を発揮します。


制動系では、前後にディスクブレーキを採用。雨が降ったあとの、水たまりの多い場所でも安心して走行できます。


ボディの素材には航空機グレードのアルミを採用。耐久性と軽さを両立させました。

Voro Motorsは現在、「ORCA Mark I」の世界的なプロモーションを兼ねて、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを展開中。本稿執筆時点では999ドルの出資+送料で「ORCA Mark I」を入手できます。現時点では出荷先地域として選択できるのは、米国のほか、UAE、UK、シンガポールのみ。この件についてVoro Motorsに問い合わせたところ、近く日本も選択可能にするとの回答を得ました。
日本の公道を走行可能にするには、保安部品を装着するなど様々な作業が発生します。日本からの購入は腕に自信のある方にのみ、おススメします。
