「Big Idaho Potato Hotel」は、その内部に宿泊可能な設備を持つ、ポテト型オブジェ。全米一のジャガイモ生産量を誇るアイダホ州に設置されたホテルです。

Big Idaho Potato Hotel
アイダホ州に設置されたポテト型ホテル「Big Idaho Potato Hotel」

米国のアイダホ・ポテト委員会(Idaho Potato Commission)が行った世論調査によれば、米国人が最も好きな野菜はジャガイモなのだとか。「Big Idaho Potato Hotel」は、そんなジャガイモ大好きな米国人の、いつもジャガイモと一緒にいたいという夢を叶えるために設置されました。


Big Idaho Potato Hotel
いつだって、ジャガイモと一緒に!

オブジェ自体は上述のアイダホ・ポテト委員会がかつてキャンペーンで使用していたものだそう。このオブジェは2018年により軽量な「2.0」に代替わりしたのですが、その際、旧バージョンのオブジェをポテトをこのホテルのオーナーであるKristie Wolfeさんが譲り受け、ホテルに改装したのだそうです。

Big Idaho Potato Hotel
アイダホの人にとっては馴染みのあるオブジェなのだとか

ホテル内にはソファやクイーンサイズのベッドなどが設置されており、2名の宿泊が可能となっています。エアコンや暖炉も設置されているので、快適に過ごせます。

Big Idaho Potato Hotel
ポテト内にはソファや

Big Idaho Potato Hotel
クイーンサイズベッド装備
快適に過ごせます

一方、テレビやWi-Fiなどは提供されていません。このため情報からは隔絶された、ジャガイモのことだけを考えられる一夜を過ごせます。

Big Idaho Potato Hotel
娯楽としては、古いLPレコードが置いてあります

バスルームは離れに設置されました。遊牧民のユルトのような形状の建物に、トイレ、洗面、お風呂が用意されています。

Big Idaho Potato Hotel
ユルトのようなバスルーム

Big Idaho Potato Hotel
内部は近代的な雰囲気です

Big Idaho Potato Hotel
バスタブも装備

一泊料金は200ドルから。Airbnbで予約できます。

夏休みにちょっと変わった旅をしたいと考えている人、「Big Idaho Potato Hotel」はいかがでしょう。アイダホではレストラン選びを間違えなければ、びっくりするくらいおいしいポテトを食べられますよ。