トヨタ、「MIRAI」を一部改良 ― 昼間の自転車も検知する「プリクラッシュセーフティ」機能も

トヨタは燃料電池自動車「MIRAI」を一部改良し、10月30日に販売開始した。


今回の改良では、“ぶつからない”をサポートする予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備とした。同パッケージ中の「プリクラッシュセーフティ」では、昼間はもちろん夜間の歩行者、そして昼間の自転車運転者を検知。警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせる。ドライバーがブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートする。


また、道路標識を認識する「ロードサインアシスト」機能、先行車の発進をブザーとディスプレイ表示で知らせる「先行車発進告知」機能も追加された。



その他の予防安全機能では、ブレーキの踏み間違いなどで発生する衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー（パーキングサポートブレーキ＜静止物＞）」も標準装備。安全機能を強化した。


メーカー希望小売価格は727万4,880円（消費税込み）。