埼玉県は秩父市にある、西武鉄道の西武秩父駅で、8月から温泉掘削工事が始まる。2年後には駅構内を刷新し、物販、飲食店を備えた複合型温泉施設を作る計画だ。


西武秩父駅の駅構内にある「仲見世通り」で建物を新築したり、内外装を変更したりする。秩父には数多くの寺や神社があり、年間300ものお祭りがあることから、施設全体は「祭り」を思わせるデザインにするらしい。


中心となるのは温泉。露天で源泉かけ流しの湯や、岩風呂、寝ころび湯などをしつらえるほか、内湯も用意。高濃度炭酸泉やシルク湯、ジェットバス、サウナなどを整備するそう。岩盤浴もできるとか。

また通常の休憩スペースのほかに、個室型の「プレミアム休憩スペース」を設け、翌朝までの仮眠も可能にするとのこと。

訪日外国人観光客から登山、サイクリングに訪れる人の利用を見込むほか、近隣に住む人の身近な温泉としても使ってほしいとしている。