Happier Camper「Traveler」
(C)Happier Camper

「TRAVELER」は小さなボディにシャワールームを装備したキャンピングカー。米国カリフォルニア州に本拠をおくHappier Camperの2020年新型モデルです。

Happier Camper「Traveler」
Happier Camperの2020年の新モデル「TRAVELER」
(C)Happier Camper

Happier Camperと言えば、レトロでキュートなルックスのキャンピングトレーラー「HC1」で知られる企業。「HC1」はデザインがユニークなだけでなく、「Adaptiv モジュラーインテリアシステム」によるフレキシブルなカスタマイズ性でも人気があります。


Happier Camper「Traveler」
参考画像:Happier Camperを一躍有名にした「HC1」
(C)Happier Camper

「Adaptiv モジュラーインテリアシステム」とは「モジュラーフロア」と「Adaptivコンポーネント」で構成されたシステム。キャンピングトレーラーの床に設置された「モジュラーフロア」に「Adaptivコンポーネント」を固定して利用します。このシステムにより、狭い空間に利用者が必要とする装備を選択して搭載可能としています。例えば仲間とデイキャンプに出かけたい人はキッチンを充実させられます。ソロキャンでのんびり過ごしたい人は室内を全部ベッドにすることも。

 Happier Camper「Traveler」
参考画像:フロアに設置された「モジュラーフロア」と
そこに固定するトイレや椅子「Adaptivコンポーネント」
(C)Happier Camper

今回発表された「Traveler」は、キッチンやシャワー付きのバスルームを固定装備したモデル。「HC1」のデザインやサイズ感などを活かしつつ、より幅広い利用者にアピールする製品となりました。

Happier Camper「Traveler」
「HC1」はフロア全体が「モジュラーフロア」でしたが
「Traveler」ではキッチンとバスルームが固定装備されています
(C)Happier Camper

キッチンはボディ中央部に設置されており、2口コンロやシンク、冷蔵庫が装備されています。

Happier Camper「Traveler」
手前のシルバーの扉を開くと、内部が冷蔵庫になっています
(C)Happier Camper

シャワー付きバスルームはキッチンの反対側に設置されています。ドア付きなので室内が濡れることを気にせずに思いっきり身体を洗えます。

Happier Camper「Traveler」
キッチンの反対側はバスルーム
(C)Happier Camper

Happier Camper「Traveler」
バスルーム上部にはシャワーヘッドが
(C)Happier Camper

「Adaptiv モジュラーインテリアシステム」は「Traveler」にももちろん搭載されています。固定装備されたキッチンとバスルームこそ動かせませんが、それ以外にはモジュラーフロアが装備されていて、「Adaptivコンポーネント」を装着することで空間をリビングにしたり、ベッドにしたりできます。

Happier Camper「Traveler」
「Traveler」の前後フロアに装備された「モジュラーフロア」
(C)Happier Camper

Happier Camper「Traveler」
「Adaptivコンポーネント」を装備することでリビングとした例
(C)Happier Camper

Happier Camper「Traveler」
こちらはベッドルーム
(C)Happier Camper

「Adaptivコンポーネント」を屋外に持ち出し、外で食事をとることもできます。

Happier Camper「Traveler」
「Adaptivコンポーネント」の椅子とテーブルを外に持ち出した例
(C)Happier Camper

「HC1」と比べて唯一残念なのが、リアゲートドアが無くなってしまった点。「HC1」は大開口のドアを活用し、トランポとして利用する人もいました。「TRAVELER」ではこのような使い方はできなさそうです。

 Happier Camper「HC1」
参考画像:「HC1」をトランポとして利用する例
(C)Happier Camper

米国での販売価格は3万9,950ドル(約442万円)から。日本での販売時期や価格については、日本代理店からの発表を待ちましょう。

Happier Camper「Traveler」
好きなタイプ♪
(C)Happier Camper