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巨大な車輪のついたスケボー「skoot」―ハンドルやブレーキも付けてみた

「skoot(スクート)」は、スケートボードが大好きな男性 Joe Kastelic さんの製作した乗り物。スケートボードと自転車のいいとこ取りをした、ハイブリッドビークルだ。

ハイブリッドビークル「skoot」

 Kastelic さんはスケートボードが大好きで、子どもの頃から街中を乗り回していたという。だが大人になって活動範囲が広がった結果、スケートボードは長距離移動・高速移動に不向きであることに気付いた。

「skoot」は、この問題を解決するために Kastelic さんが製作した乗り物。スケートボードが長距離移動・高速移動に向かないのは、車輪が小さすぎるためであると考えて、スケートボードに自転車の車輪を取り付けた。そう「skoot」は、傍目には自転車かスクーターに見えるが、Kastelic さんにとってはあくまで「巨大な車輪のついたスケートボード」なのだ。

自転車に見えるが、あくまで「スケートボード」

「skoot」は、スケートボード好きにはたまらない乗り物。一般的なボードよりも高速で乗り心地はスムーズ。しかも、走行中は不思議な浮遊感を得られるという。一方、サイクリストにとっても「skoot」は興味深い乗り物。スプロケットやチェーンなど、音を発するものがほとんど搭載されていないので、静かな走行が楽しめるそうだ。

不思議な浮遊感を味わえる!

サドルはないが、疲れたらしゃがむことも(?)

「skoot」の前輪には自転車用のブレーキも取り付けられた。これにより、一般的なスケートボードよりも安全性が高まったという。サイズ/形状は自転車とほぼ同じなので、駐輪では、街中に設置された自転車駐輪用スタンドなどが利用可能だ。

スケートボードだが、自転車用駐輪スタンドを利用可能

Kastelic さんは現在、クラウドファンディングサイト kickstarter で「skoot」の販売に向けた出資者募集のキャンペーンを実施している。550ドル出資することで、「skoot」を入手可能だ。出荷は2015年7月を予定している

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