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今日から私は椅子を着る ― 疲れたら、その場ですぐに座れる「LEX」


「LEX」は身に着ける、折り畳み可能な椅子。必要な時に、数秒で椅子にトランスフォームできる。シンガポールに本拠を置くAstride Bionixが開発した。

身に着ける、折り畳み可能な椅子「LEX」

折り畳んで持ち歩く椅子はすでにいくつか販売されている。だがそれらの多くは、使わないときにはバッグなどに収納しておく必要がある。また、その構造は一本足のものも多く、短時間ちょっとだけ休むのには十分ではあるが、長時間の利用には向いていない。

「LEX」はそのような折り畳み椅子とは異なる発想で作られた商品。身体にいつも取り付けてあるのでバッグなどに収納する必要がない。また、長時間の使用にも堪える。

折り畳み椅子を持ち運ぶバッグなどが不要

長時間の利用にも堪える
読書だってできる!

使用するには、3つのストラップで「LEX」を腰と足に固定する。「LEX」の重さは1キロを少し上回るくらいなので、取り付けたままでも快適に過ごせるそうだ。開発元によれば、装着したまま走ることもできるという。そして必要に応じて、数秒で椅子として利用可能となる。

3つのストラップで腰と足に固定

取り付けたまま、走ることも!

椅子へのトランスフォームは数秒

耐荷重は120キロ

利用シーンは例えば旅行。通常よりも公共の交通機関を使用する回数が増えがちな観光でのバス待ち、電車待ちで利用すれば、旅の疲れを軽減できる。ベンチなどが無い場所でも休めるし、バスや電車がやってきたらすぐに立ち上がれるので乗り遅れる心配もない。

バス待ち、電車待ちで便利

また、一日中、立ったりしゃがんだりを繰り返す仕事でも便利だ。膝や腰への負担を軽減できる。

立ったり、座ったりを繰り返す仕事で、身体への負担を軽減


Astride Bionixは現在、「LEX」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では297ドルの出資と65ドルの送料で「LEX」を1個入手可能だ。出荷は2018年12月に予定されている。

「LEX」を着た人たちが、街にあふれる日も近い!
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